変革プロジェクトの実行ステップ

  1. 01.診断・測定
  2. 02.明確化・共有化
  3. 03.認識・行動変化
  4. 04.成果創出・定着化
  5. 05.変革の常態化
01.診断・測定
事業パフォーマンスおよび組織行動に関して、現状と改善向上の可能性・効果を診断・測定する。
02.明確化・共有化
具体的課題を明確化し、成果目標を設定。早期改善効果を前倒しする事で後の改善効果に弾みをつける。
03.認識・行動変化
目標達成の為の施策体系化と細分化を行い、マネジメントシステムを再構築する。
04.成果創出・定着化
変革行動の習慣化により、継続的に成果を創出する組織づくりを行い、変革の継続に向けて課題の整理と着手を行う。
05.変革の常態化
プロジェクト終了後のフォローアップ。他部署、関連会社へ変革プロジェクトを横展開する。
01.診断・測定
プロジェクト開始前に改善余地の視点を定め、本番プロジェクトに入るかどうかのご決定を頂くために、以下のとおり予備調査を実施することも可能です。
予備調査は経営トップのニーズに基づき、弊社調査スタッフが現場を拝見し問題点を洗い出すことで、その改善向上余地を分析・測定し、目的完遂に必要なプログラムを具体的に提案するための機会です。即ち、このプロセスを通じて、経営トップの課題認識に基づく「変革プログラム」を提示するための材料を現場で収集し、双方の視点やベクトルを一致させた上で、本番のプロジェクトに入るかどうかをご判断頂く事が目的です。この予備調査終了時に、弊社の提案に沿って次のステップに進むかどうかをご決定頂きます。

調査の目的

  1. 改善、向上機会の発見:改善機会の有無を、現場の事実(定量、定性)に基づき発見する
  2. 改善、向上余地の大きさの確認:改善余地が回収出来たときの定性的、定量的インパクトを分析
  3. 弊社の存在価値、クライアントへの貢献可能性の検討:弊社のアプローチで、発見した問題の問題解決が可能か否かを検討
  4. 変革実現のための本番プロジェクトの設計と提案:改善余地を回収、成果創出のための変革プログラムの設計、ご提案

例)

  1. 組織・部門の概要や幹部の課題認識を理解するための、関係幹部インタビュー
  2. 業務の流れ、業務遂行の実態を把握するため、職場における観察調査
  3. マネジメントの仕組みや運用状況理解のための、マネジメントシステム分析
  4. 上記1‐3に関連して、業務管理に使用されている帳票類・データによる定量/定性分析
  5. より多くの管理者、社員の認識Gapを確認するための認識調査
02.明確化・共有化
【実施・検討事項】
インタービューや日次ミーティング、データ分析を通して管理者と共に現状を見つめ直し、達成すべき目標・解決すべき課題を、経営トップや管理職と共有する。

例)何を目指すべきか/現状の何が問題か/問題にどう向き合うか/必要な解決行動は何か/何が変革を阻害するか

負の反応:変化への不安/現状否定への抵抗/目標への諦観

突破の糸口:巨視的目標に向き合う/ありたい姿を想う/退路を断つ

03.認識・行動変化
【実施・検討事項】
課題をイシューツリーにして整理し、各課題に対して、誰が、いつ、何をするのか、5W2Hを明確にする。
ゴールから逆算して、管理者自身が目標達成の計画を作成する。

例)プロセスを見直す/仕事の手順を見直す/PDCAサイクルを見直す/対話方法を見直す/学習のあり方を見直す

負の反応:不慣れな行動習慣への迷い/煩雑さへの嫌悪/能力不足露呈への懸念

突破の糸口:あるべき姿にこだわる/小さな成功体験を得る/甘えを許容しない

04.成果創出・定着化
【実施・検討事項】
月次・週次・日次で目標/計画のGAPを把握し対策を取る。PJ終了後を見据えて、自走体制に向けた課題を抽出し対策を実行。目標達成の再現性が具備されている状態を目指す。

例)新たな行動様式を実践する/S.I.C.* をきちんと回す/成果創出に執着する/自ら問題を解決し、やり抜く/自走体制を形成する
*S.I.C.=Short Interval Control 高頻度のモニタリングによる軌道修正

負の反応:成果が出ずに停滞する/徹底しきれない/APIに依存する

突破の糸口:問題発見、解決サイクルを早く回す/自ら答えを出すまで粘り強く支える/To Doの達成率を高める

05.変革の常態化
変革プロジェクトの終了後、後戻りを防止して現場に変化を日常化、定着化させるフェーズです。変革チームが抜けたことによって、自立・自律が求められます。
現場では「非日常が日常」に戻ったような錯覚を覚え弛緩しやすい時期といえます。人間の性(さが)として当然の現象ともいえるでしょう。ここで、変革を「当たり前」のこととして、本当の意味で常態化すべく、定期訪問やモニタリングを主体とした「定着にフォーカスをしたプロジェクト」を実施することも可能です。同時に、特定の部門や部署が変革されたことによって有機的に絡みあう他部門や関連部署及び関連会社の課題が、より浮彫になるのもこのフェーズの特徴です。